XSIメモ008 口パクスクリプトをやっつけろ

あ、タイトルは意味ないですｗ前回の記事が「現る」だったので、なんとなくｗ

前回の記事の「口パクスクリプト」、サンプルシーンが読めなくて
ショボーンでしたが、

がんばりました！

アノロマTYPEミクで動かすことに成功しました！

とりあえず今回は理屈は抜きでｗ

【追記】
・Mod Toolでも動作することを確認しました。
・XSI講座で配布しているアノロマTYPEミクが6/18版で口パクスクリプトに対応しています。
　スクリプトの書き換えが大幅に減っていますので第5回講座を参照してみてください。

以下手順です。

１．XSI道場からサンプルシーン・スクリプトをダウンロードしてくる。

２．ダウンロードしたZIPファイルを解凍して以下のフォルダのファイルを、
　　アノロマTYPEミク プロジェクトの同名のフォルダにコピーします。
　　Scripts フォルダ
　　　vsqliping.vbs
　　Audio フォルダ
　　　hotaru.txt
　　　hotaru.wav
　　　ほたるのひかり.vsq

３．コピーしたScriptsフォルダの sqliping.vbs を適当なテキストエディタで修正していきます。

テキストエディタは何でもいいです。私はEmEditorのFree版を使っています。
他のエディタでも同様の機能を持ったものはありますが、ファイルタイプによって、編集中のテキストを分かりやすく色分けしてくれるところが良いです。
例えばコメントは緑色とか。

　　行:修正内容
　　--+-----------------------------------------------------
　　06:gFilePath = ActiveProject.Path & "\Audio\hotaru.txt"
　　13:modelname = "kao"
　　37:nomal_souce = modelname & ".Mixer.n"
　　40:ani_souce = modelname & ".Mixer.a"
　　42:ani_souce = modelname & ".Mixer.i"
　　44:ani_souce = modelname & ".Mixer.u"
　　46:ani_souce = modelname & ".Mixer.e"
　　48:ani_souce = modelname & ".Mixer.o"
　　50:ani_souce = modelname & ".Mixer.n"

４．修正したら保存してXSIを起動します。

５．アノロマTYPEミクのシーンを開きます。
　　（今回はオリジナルのシーンを読み込んで、XSIメモ005と同様に前準備をしました。）

６．XSIのスクリプトエディタを表示して、
　　（画面下のプレイバックパネルの左のスクリプトボタンを押すかAlt+4）

　　ファイル-開くで修正したファイルを読み込みます。

７．後は実行を押して、少し待ちます。

もし、修正時に書き間違えたりしてるとエラーになって止まります。
スクリプトエディタ上でエラーになったとこが赤く囲まれるのでその行を修正します。
（多分書き間違えだと思うので上の修正内容をよく見てね）
修正したら保存ボタンを押して保存しておきましょう。

８．無事エラー無く終了したらExplorerでkaoを選択してミキサを開きます。

デフォルトのままだと歌い初めが少し表示されているだけなので、「a」キーを押して全体を表示させます。

画面右下のタイムラインの最終Frameが150なので、アニメーションミキサの最終フレームと合わせておきましょう。
でないと途中でアニメーションが終わってしまうので。
タイムラインの最終Frameに数字を打ち込んでもいいですし、アニメーションミキサのタイムライン上で右端をクリックしてもいいです。

で、アニメーションを再生させてみると、みごと口パクしています＾＾

指定したFrameから再生させるには、再生ボタンを中クリックするといいです。

「XSI_Miku_08」のビデオ
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でも、これだと音声が無いので寂しいですし、音と合っているか確認できないので、ミキサにオーディオトラックを追加して、hotaru.wav を読み込んでみましょう。

クリップの開始位置を合わせて、プレイバックパネルの右端にある「すべて」を押して、「RT」（リアルタイム）にして再生してみると見事同期しています。

（すいません、ココは制作側の都合でMovieを作ってません＾＾；
是非、ご自身で確認してみてください。きっと「おぉ～」ってなりますからｗ）

動かないよ～とかあったら、コメント欄に書いてもらえると対応したいと思います。